1990年代のレガシーなんて関係ない!【発掘】このセンスがヤバい「時間泥棒確定」のローポリ傑作 #ゲーム #Game #新作ゲーム #ゲーム攻略 #eSports
【発掘】このセンスがヤバい「時間泥棒確定」のローポリ傑作
最近、巷では90年代の大作ゲームが歴史をどう塗り替えたか、みたいな話で盛り上がっているみたいですね。確かにそのレガシーはリスペクトするべき。でも、私が本当に掘りたいのは、過去の遺産の上にあぐらをかいている大作じゃなくて、現代の深海に沈んでいるような「尖った鉱石」みたいなインディーゲームなんですよ!
大手メーカーが何十億かけて綺麗なグラフィック作る間に、たった一人か数人で、魂を削って作る作品には、誰も真似できない狂気とセンスが詰まっています。
今回紹介するのは、私のリストでトップシークレットだった『ネオン・ゴースト・デコンストラクション』。これ、本当にヤバいです。もしあなたが「普通のゲーム」に飽きて、心が砂漠になっているなら、間違いなくこの毒に侵されるでしょう。
ここが唯一無二!
まず、目を引くのはそのビジュアル。あえての粗いローポリゴン(PS1初期のような質感)なんですけど、これが逆にお洒落どころか、背筋が寒くなるほどのサイバーパンク感を出しているんですよ!
特に凄いのがネオンの使いどころ。ただ明るいんじゃなくて、ディストピアの夜霧の中に滲む、病的な青とピンク。主人公が歩く、崩壊寸前の仮想都市のテクスチャの荒さが、プレイヤーの不安感を煽るんです。グラフィックが粗いのに、異常に没入感があるという矛盾。
そしてシステム。ジャンルは「サイバーパンク・記憶修復シミュレーション」という、謎すぎる括り。プレイヤーは、意識不明のハッカーの深層意識に入り込み、断片化した記憶(データ)を繋ぎ合わせるんですが、これがただのパズルじゃないんです。
記憶データは視覚情報だけじゃなく、音、温度、匂いといった「感覚のメタデータ」として存在していて、それを独自のコンソールでコマンド入力しながら組み合わせていく。ちょっとしたプログラミング感覚が求められるんです。チュートリアルは不親切極まりないですが、一つパズルが解けた時の「世界を理解した!」という快感が半端ない。
音楽は、シンセウェーブをベースにしているんですが、ノイズや環境音、電子音の歪みが複雑に絡み合って、耳障りなのに心地よいというパラドックス。イヤホンでやると、意識が持って行かれます。
こんな人に刺さるはず
『ネオン・ゴースト・デコンストラクション』は、万人に勧められるゲームではありません。だって、普通のゲームじゃないもん。
- **「丁寧なナビゲーション?甘えだ!」と思っている人**:このゲームは一切優しくありません。何をすべきか、どこへ行くべきか、自分で考え、試行錯誤する過程が楽しめます。
- **ストーリー考察サイトを立ち上げるのが趣味な人**:記憶の断片化が酷いので、エンディングを見ても「???」となること請け合い。全てを理解するためには、ゲーム内の膨大なテキストログを読み込み、掲示板で他のプレイヤーと議論し合う必要があります。
- **90年代の空気感をただの懐古ではなく「新しい表現」として昇華できる人**:古い見た目の中に、最新の哲学的な問いが隠されています。
これは、プレイするだけじゃなく、体験し、考察し、悩むためのゲームです。普通のJRPGやオープンワールドに飽きてしまった、知的好奇心旺盛なゲーマーにこそ、強く刺さります。
推しポイントまとめ
このゲームの凄さは、既存のジャンルに収まらない、クリエイターさんの異常なまでのこだわりと情熱です。
きっと大手メーカーなら、UIを改善しろ、難易度を下げろ、グラフィックをもっと綺麗にしろ、とダメ出しの嵐だったでしょう。でも、このクリエイターさんは、自分の信じる「不完全で美しい世界」を、妥協なく作り上げている。
その結果生まれた、ノイズとネオンにまみれたディストピアで、私たちは確かな「表現の自由」を味わうことができるんです。
歴史上の名作がゲームの可能性を広げたなら、こういう尖ったインディーこそが、その可能性を「爆発」させているんだと、私は確信しています。いますぐ潜って、この狂気を共有して!
引用元: Google News
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