インディーゲームに見るドット絵の魂!昔のゲームが持つ「味」とは?

今のゲームにはない「味」を求めて
ニュースで2025年のインディーゲームの話題を見たんじゃが、こうしてランキングを見ると、懐かしい雰囲気を漂わせた作品が多いのう。
最近のゲームはグラフィックが実写のように綺麗になって、それはそれで凄いんじゃが、わしらが夢中になった頃のドット絵が持っていた「余白の美学」が、最新の超大作では薄れているように感じるのじゃ。
ドット絵というのは、解像度が低いからこそ、プレイヤーの想像力を掻き立ててくれたもんじゃ。あの「カクカク」した動きや、簡略化された背景の中に、無限のドラマや世界観を脳内で補完したんじゃよ。
特にインディーゲームの中には、あえてあの時代のテイストを再現しておる作品が多い。これは、複雑なシステムやリアルな映像よりも、コアな面白さや操作感こそが、ゲームの「味」だと知っている証拠じゃな。限られた色数で表現する情熱、これこそがわしらが愛したゲームの根幹じゃ。
おじさんの独り言:厳しい仕様こそが楽しかった
ああ、懐かしいのう。ドット絵の話をすると、どうしてもあの頃のハードを思い出してしまう。
わしは特に、発色が鮮やかなPCエンジンの独特のグラフィックや、メガドライブのキレのあるサウンドがたまらんかった。ゲーム機から漏れるあの電子音!あの音を聞いただけで、わくわくしたもんじゃ。
昔のゲームは理不尽なほど難しかったり、セーブ機能がなかったりしたじゃろ?
- 電源を入れたら即スタート!油断は禁物じゃ!
- パスワードをメモ用紙に間違えないように書き写す緊張感!
- コンティニュー回数が限られているからこその、一瞬たりとも気を抜けない集中力!
今のゲームは親切設計で、失敗してもすぐにやり直せる。もちろんそれは良いんじゃが、「絶対に失敗できない」という背水の陣の面白さは、あの頃のハードで鍛えられたわしらの特権じゃったように思うのじゃ。あの達成感は、今のゲームではなかなか味わえん。
結論:名作は「本質」と「魂」を持っている
結局のところ、グラフィックがどれだけ進化しようが、技術がどうなろうが、ゲームが人を惹きつけるのは、根底にある「ルールと達成感」じゃ。
インディーゲームがレトロなスタイルを選ぶのは、昔のゲームが持っていた「魂」を見抜いておるからじゃろう。限られた表現の中で、いかにプレイヤーを楽しませるか。その工夫と、開発者の熱意こそが、名作たる条件じゃ。
わしらが何度もカセットを抜き差しして遊んだ『スーパーマリオ』や『ゼルダ』のように、シンプルな操作でも奥深い戦略性を持つゲームは、何十年経っても色褪せん。これは最新のインディーゲームにも言えることじゃな。ドットが荒かろうが、そのゲームに「魂」が込められていれば、必ず長く愛されるんじゃよ。昔の良さを大切にしてくれる若い才能が増えるのは、嬉しい限りじゃ。
引用元: Google News
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